日本でカジノが禁止されている理由



カジノという名の語源はイタリア語の「casa-ino」にあります。
そしてその言葉自体も元々は、上流階級や庶民向けの賭博場に端を発しています。
つまり、日本国内でその存在を「賭博」に相当するとしているのはあながち間違いとは言えません。


 

カジノは観光資源の1つとして大きな成功をおさめている

一方で、その存在は世界的な拡大を見せており、観光資源の1つとして大きな成功をおさめている例は数多くあります。
ただし、そのような合法とされている国においても常に非合法組織の介入家のリスクが根強く付きまとっているのも事実です。

そのような魅力的であると同時に多くの問題を抱えている存在であるカジノは、現状日本国内では賭博行為とされており、その運営はもちろんのことそこで遊ぶ行為も違法という扱いを受けています。
なお、日本において賭博行為を違法と見なすようになった歴史は決して古いものではありません。

そもそも現行法の刑法が初めて日本で制定されたのは、明治40年のことでした。
そしてそれほど昔の地点であっても、すでに日本では賭博行為は禁止されていました。
なお、その旧法においても「賭博」という行為に対して明確な定義が定められています。

 

日本で禁止されていないギャンブルについて

その定義を読み解くと、偶然に勝ち負けが決まる行為に対して現金をかけてスリルを味わう行為、と定義づけられています。
一方で、そう言われると、今日本において気軽に遊べる競輪や競馬、パチンコやパチスロ、またアミューズメントパークなどで楽しめる模擬カジノの扱いに疑問を覚える人も多いかもしれません。

しかし、これら行為は日本において禁止されてはいません。
安心して遊べる存在です。
なお、その際にポイントになってくるのは、その行為を楽しむときには「現金」ではなくチップやゲーム券などに交換している工程が必要、ということです。

つまり、法律で明確に禁止されている違法カジノと合法的に楽しめるスポーツやゲームセンターの模擬カジノの決定的な違いは、前者は直接「現金」のやり取りを通して胴元お言える事業が賭博を仕切っているのに対して、後者はチップやゲーム券を現金や商品に交換する工程がある点にあります。

そのため、実は賭け麻雀などにおいても直接現金の取引をしてしまうと違法と見なされる一方、メダルやコインなどの代替品を介入させさえすればおかしな話に思えますがその行為は合法と見なされます。

 

カジノが日本にできる際の懸念

また、判例としてその定義が明確に交付されたのは昭和25年とその歴史もなかなかに古いものです。
その際には、高額な賭け金を取引する行為はどちらかが大きな損害を被るリスクが高いです。
それゆえに、その行為は違法とされました。

しかし、多くの人がご存じの通り長年禁止されていたカジノを観光資源とすべく日本国内に作る動きが起きています。
その際に懸念される事項としては、やはり反社会的組織の資金源に利用されるなど、犯罪の温床となりその地域の治安の悪化などがあげられます。

つまり、その建設にあたっては反社会的組織に利用されないよう、また犯罪の温床とならないためのスキのない法整備を事前に可能な限り行うことは必須です。
さらに、その建設の結果としてギャンブル依存症の増加を懸念する声が上がっているのも事実です。
ただし、ギャンブル依存症の存在は現状でも高い数値で全国各地に蔓延している状態です。

 

まとめ

これは、前述のとおりチップやゲーム券を介入させることですでに合法で楽しめる賭博によく似た行為が日本には数多く存在していることに由来します。
どちらかというと、全国どこに行っても目にするパチンコ店やパチスロ店に比べるとその数がそのレベルに達するとはとても考えられません。
そう考えると、そこまでの懸念を抱く必要はないと言えるでしょう。

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